70年代ジャズ喫茶のマッチ箱

  • Dig
    ジャズ喫茶ではないものや80年以降なども混ざっていますが、ご容赦ください。

70~80年代のジャズコンサートのチケット

  • Yamashita_yosuke_montreux_afterglow_1976
    1970年代~80年代中頃のジャズ、フュージョンのコンサートのチケットです。

70年代~80年代初頭のロックコンサートのチケット

  • Led_zeppelin_1972_1003
    1970年代~80年代初頭のロックコンサートのチケットです。 説明文に間違いがあったらご容赦ください。

JAZZ CLUB タローの1974-1977 ライブ・スケジュール表

  • Jazz_club_taro_1977_03
    昔、新宿歌舞伎町にあったJAZZ CLUB タローの1974-1977 ライブ・スケジュール表です。1975年のみコンプリートです。

JAZZ CLUB PIT-INNの1974-1977 ライブ・スケジュール表

  • Pitinn_1977_02
    JAZZ CLUB PIT-INNの1974-1977 ライブ・スケジュール表です。どの年もコンプリートではありませんが。

70年代中央線沿いライブハウスのスケジュール表

  • Aketa_1977_01
    70年代半ば、中央線沿いライブハウスのスケジュール表です。少しだけですが。
2017年6月
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昔の音源

  • Woman I'm Tryin' 198X rec.
  • 楽園 198X rec.
  • 下町の女(ひと)198X rec.
  • Windows_1976_rec.
  • Spain 1976 rec.

夢日記

学校の先生

おれは学校の先生だ。
中学校か高校か良くわからないが、クラス担任をしている教師だ。

今、学年の行事が行われている。
何の行事かわからないが、生徒の父母も参加している重要なイベントだ。

集まった人々の記念写真を撮影しておくべきだが、カメラマンはいない。
おれが撮影しなけらばならないだろう。
おれは、クラスの生徒やその父母を一箇所に集めて、スマホを取り出した。

スマホのカメラで撮影しようとするが、どうもカメラの調子がおかしい。
スマホが暴走している。
ズーム機能を使って構図を決めるわけだが、どういじっても画面の半分ほど欠如してしまい、被写体の全員が画面に収まらない。

おれが四苦八苦しているうちに、待ちくたびれた生徒たちはしびれを切らし始めた。
「ヨコチン」というあだ名の天パー・リージェントの生徒とその仲間が席を立ち、どこかへ消えた。

その間もおれはスマホと奮闘しているが、相変わらずスマホは暴走している。
しばらくすると「ヨコチン」とその仲間が戻ってきた。

おれは、自分が彼らを撮影しようと一所懸命になっているのに、「ヨコチン」が席を立ったことが理不尽に思えて我慢ならない。
おれはぶち切れた。
「こら、おまえらどこに行っていたんだ!ふざけるのもいいかげんにせえや!アホ!ボケ!」
関西弁を混ぜて怒鳴るおれを見て、生徒たちはポカンとしている。

待て。
威張って怒鳴ることが目的ではない。撮影することが目的だ。
おれはさらにスマホとの奮闘を続けた。
しかし、スマホはなかなか直らない。
困ったものだ。これ以上待たせるわけにはいかない。どうすればよいのだ。
スマホから目を上げると、いつのまにか生徒やその父母は消えていた。

おれは、結局撮影ができなかったこと、感情的になって生徒を怒鳴ってしまったことを情けなく思う。
教師失格だ。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
午前5時半覚醒。
教師になったのは初めてだったが、やはりおれには先生は務まらないようだ。


★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

何だか訳わからない

おれは、法務局へ行く用事があって、広島市に来ている。
広島を訪れるのは何十年ぶりだろう。
路面電車に乗って目的地を目指す。
車窓から眺める景色はかつて見慣れた街並みではない。
淀んだ灰色の景色が流れていく。

下車すべき停留所が定かでない。
そろそろのはずだ。いや通過しているかもしれない。
運転手に尋ねると、案の定、一停留所過ぎていた。
おれは慌てて次の停留所で降りた。
そこから道路を歩いて戻る。
橋の、狭い道路にはガードレールがない。
車が触れそうになって通り過ぎていく。
何とか無事に法務局へたどり着いた。
中へ入ると、多くの人が何やら書類を閲覧している。
まるで図書館のようだ。
おれは普段、法務局に用事があることなどないのだが、とにかく用事を済まさなければならない・・・。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
法務局の用事を済ませたおれは、車でこの施設に来た。
この施設が何の施設か、何のために来たのかわからないが、多くの一般人が訪れる公共の施設のようだ。
車を駐車場に止めよう。
駐車場は何十台も止められるほど広く、しかもガラガラだった。
施設の入口にさほど遠くない場所を選び、車を止めた。

施設を観覧し終えたおれは、駐車場へ戻った。
しかし、おれの止めた駐車スペースに車はなかった。
おかしい。一体どこへ消えたのか。
おれは、事務所へ行き、尋ねた。
すると、初老の男の所員が、「社長が車を移動した・・・」とのたまい、二人の女子所員におれをそこへ案内するよう指示した。
おれはまるで訳がわからないが、きっとどこか近くに移動されたのであろうし、車が返ってくるのならば、事を荒立てたくはないと思う。
女性の所員について行くことにした。

おれは女子所員に尋ねた。
「で、車はどこにあるのですか」
女子所員は答えた。
「社長の会社のある池袋です」

「えっ、池袋?」
おれが今いるのは広島じゃないだろうか。いや広島ではなく東京都であるとしても、ここは池袋ではない。池袋などここ何年も行っていないし、おれの生活圏を基準とすれば近くではない。
なぜ何の落ち度もないおれが、見知らぬ社長のいる池袋まで車を取りに行かなければならないのだ。
大体、駐車違反でもないのに人の車を勝手に移動することなど許されないはずだ。
しかも自転車じゃないのだから、そう簡単に車を移動させることなどできないはずだ。
どうやって、車を移動させたのか。
あまりにも理不尽ではないか。
おれはそんな疑問を女子所員にぶつけたが、女子所員ははぐらかすだけだ。

おれはついにぶち切れた。
「馬鹿にすんなよ。ふざけんじゃねえよ。おれは行かねえぞ!」


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
午前6時前、自分の大声で目覚めた。
またしょうがねえ夢見ちまった。
もう一眠りしようと思ったら、隣家のミニダクの馬鹿犬がワンワンワンワン吼えやがって眠れやしねえ。
おかげで寝坊しちまったわ><


★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

森 Forest

夕闇が近付いている。
私はこれから森へ行く。
何をしにいくのか。
祈祷だ。
祈りを捧げるのだ。
何のための祈祷かわからないが、とにかく行かなければならない。

森に足を踏み入れた途端、大きな蜘蛛の巣にひっかかった。
蜘蛛の巣には、体長15センチはありそうな、見たこともない大きな蜘蛛がいた。
毒蜘蛛かもしれない。
刺されるとまずい。

蜘蛛を踏みつけてしまえばそれで済むかもしれない。
でも、祟りがありそうで、それができない。
私は蜘蛛を蜘蛛の巣で包み込み、それをぶら下げ、森の奥へと歩みを進める。

地面の浅い凹みの中で、二匹の生物が対峙していた。
二匹とも見たことのない形だ。
よく見ると、つるんとした丸いかえるとずんぐりした蛇のように見える。
かえるが口を開け、蛇を飲み込もうとしている。
普通とは逆のように思うが、別にあり得ないというほどのことでもないだろう。
いずれにせよ、かえると蛇が何をしようと私の関知することでもない。
私は歩みを進める。

森の奥から人の声が聴こえる。
老若男女の声が入り混じっている。
祈祷会に集う人々の祈りの声だろう。
呪文のようにも聴こえる声は、次第に大きくなり、森のあちこちで鳴り響き始めた。
きっと多数の祈祷会がこの森で開催されているのだろう。

私は祈祷会へ参加するためにここへ来たのだろうか。
私は祈祷会の会員なのだろうか。
祈祷会の会員ならば、どの祈祷会に参加すればいいのだろうか。

いや、何か違う。
辺りに鳴り響く人々の声は、この森に相応しいものとは思えない。
祈りとは、声に出さなければならないものだろうか。
私はこの森に何をしに来たのだろう・・・。


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
何だかな。
ちょっと不気味な夢だった。
どんだけ抑圧されているんだ。ぶっ
ま、冷や汗が出るほどでもなく、変な夢で済んでよかったと思う。
スカッと爽やかな夢を見たいよなあ。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

サッカー~風呂~夕飯

  サッカー
久しぶりにサッカーをした。
勿論ちゃんとしたゲームではない。
10名ほどの仲間が集まり、じゃんけんでチームを分ける。
中学、高校時代、休み時間や放課後によくやったものだ。

日頃運動をしていないせいか、身体が思うように動かない。
走ろうとするも足がもつれそうになる。
ボールの行方を予測した地点への移動が遅れ、なかなかボールに触れない。
いざボールを蹴ろうとすると、身体のバランスが崩れてまともなキックができない。

誰とサッカーをしているのだろう。
よく見ると、中の一人に、小学校高学年の時の同級生だった、確かハマちゃんと呼ばれていた奴がいる。
ハマちゃんとは遊んだこともサッカーをした記憶もない。彼の本名さえ思い出せない。

「ヘイ!」
手を挙げてサイドを駆け上がった仲間に合図する。
センタリングされたボールをヘッディングやボレーキックで決める。
綺麗に決まることは少なかったかもしれないけれど、あの頃、休み時間や放課後にしたサッカーは楽しかった。


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
  風呂
私は風呂に入っている。
自宅の風呂ではないようだ。サウナ室もある。
が、大浴場ではなく、6帖ほどの広さだ。
そこに5,6名の人がいるから、むしろ窮屈だ。
どうやら混浴のようだ。若い女性もいる。
けっこうではないか。
いや、やはりこの状況は尋常ではない。
違法ではないだろうけれど、やはりまずいんじゃないかと思う。
私はそそくさと風呂を出た。


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
  夕飯
夕食の時間だ。
食卓には今晩のメニュー「豚しゃぶ」が用意されている。
父母がいる。タイムスリップしているのだろうか。

呼んだ覚えのないA子が早速夕食にありついている。
遊びに来ていたB子が顔を出した。
私はB子に着席を促すが、B子はシャイなので、食卓につくことを躊躇している。

A子もB子も父母とは初対面だ。
父母は怪訝な顔をしている。
見知らぬ二人の女子が突然食卓に現れれば、不思議に思うのは当然だろう。

A子もB子も単なる友達だ。
何らやましいことはないのだが、どう説明したら良いのか私は困惑している。


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
どれもさほどストーリー性はない夢だった。
夢解釈されると、恥かしいとことろがあるかもしれないけれど、誰しも恥かしい夢は多少なりとも見るものだろうし、ま、いいだろう。
くだらない夢のせいで寝坊しちまった。


★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜


モンガルバンド

今、私は南多摩地区に佇んでいるが、この辺りの地理には疎い。
スマホもないし、現在の正確な居場所もわからない。

これからどうやって家に帰ったらよいのだろうか。
まず駅を探そう。
その駅から電車で一旦都心へ出て、都心から自宅へ向かうのがいいだろう。
あるいは、もしかしたら、駅付近から北上する路線バスがあるかもしれない。
バスを数本乗り継げば帰れるかもしれない。

誰か人はいないだろうか。
青年がいたので、最寄の駅への道を訊いてみる。
20歳代と思われるその青年は面倒くさそうに教えてくれた。

礼を言い、立ち去ろうとすると、青年は睨みつけるような目付きで言った。
「あんた、モンガルバンドのドラマーだろ?」

私は趣味でタイコを叩いたりしているけれど、モンガルバンドなんて知らない。
そりゃあルーツ的にはモンゴリアンなのかもしれないが、やっているバンドだってモンガルバンドなんて言われたことはないし、人違いは明らかだ。

「いいえ、違います」
私は答えたが、彼は言い放った。
「いや、そうだ。俺は見たんだよ。今度会ったときはコテンパにぶちのめしてやるからな。覚悟しておけよ」

私は、その青年と初めて会ったわけだし、モンガルバンドがどんなバンドか知らないし、なぜモンガルバンドのドラマーがぶちのめされなければいけないほど憎まれているのかも分からない。

待てよ、私はさっき自分の参加しているグループで演奏をしてきたばかりではないのか。
ということは、青年は、演奏をしていた私のことをモンガルバンドのドラマーと思っているのかもしれない。そう考えると彼の話にも一応の筋が通る。

ならば、私は、人に憎悪を抱かせるほどの演奏をしたのだろうか。
音楽演奏にそんな負のパワーがあるのだろうか。
それは一体どんな演奏なのだろうか。
いや、あるいは、音楽とは無関係に、モンガルバンドのドラマーつまり私は人に憎まれているのだろうか。

いずれにせよ、私は、理由も分からずに、見知らぬ青年にぶちのめされたくはない。
青年とかかわりたくない私は逃げるようにその場を去った。

しばらく歩くと、ライトを点灯した車が後ろから蛇行しながら迫ってきた。
あの青年が車で追いかけてきたのに違いない。私は全速力で走った。
車が近付く。
「やられる」
そう思った瞬間、車は右折して走り去った。
私は大きく溜息をつき、また歩き始めた。

私はやっと駅に辿り着いたものの、何だかもうどうでもいい気分になっていた。
東西に伸びているであろう鉄道が都心のどの駅へ向かっているのか、そんなことはもうどうでもよかった。

私は線路に沿う道を夕日に向かって歩き始めた。
小高い丘の公園があった。
「ここで休もう」

芝生に包まれた公園は平和だった。
真っ白な衣を身に着けた外国人の男女がやや距離をおいて踊っていた。
ゆったりとしていて優雅な踊りだった。
私は、その男性に話しかけた。
「いいですね。優しくて、清潔で、爽やかな感じ・・・」

男性は笑みを浮かべた。
でも、私の話す日本語がはっきりと通じていないようだ。
私は、英語で伝えようと試みる。
「Good dancing! Gentle, clean and・・・」
いかん、爽やかって英語で何ていうのだろう。
うーん、分からない・・・
えーと、爽やか、爽やか・・・スカッと爽やかコカコーラ・・・
・・・


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
「爽やか」の英語が浮かばず、目が覚めた。
午前零時35分。
寝入りばなに目が覚めちまった。
どうもこの頃、レム様にいたぶられてばかりだ。
レム様、たまには気分のいい夢を見させてくださいまし。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜


あんなこと こんなこと

僕は所用で近所に出かけた。
用事を済ませた帰り道、靴紐がほどけているのに気付いた。
ほどけた靴紐を結ぶため、寄りかかれる場所がないか辺りを見回す。
本来、靴紐を結ぶのに寄りかかる必要はないのだが、この世界では、背中を後ろにもたれかけ、足を上げて靴紐を結ぶ習慣になっている。

いい場所があった。
A君の家の玄関だった。
A君とは、幼稚園、小学校、中学校と一緒だった。
幼稚園の時に一緒に遊んだ記憶しかないけれど、名前と姿は今でも覚えている。
もう高校生になった頃から会っていないから、もう何十年も会っていない。

靴紐を結んでいると、勝手口からA君のお母さんが出てきた。
A君のお母さんは昔のままで、殆ど歳をとっていない。
叱られるかと思ったら、お母さんは、
「あら、○○君じゃない?お元気?」と声をかけてくれた。
もう随分歳をとった僕のことを分かるのが不思議だが、嬉しく思う。

僕は家に招き入れられ、A君と再会した。
A君の部屋にはステレオセットがあった。
A君がCDを再生すると、部屋にジャズスタンダードが流れた。
デクスター・ゴードンかな。
テナーサックスの音色が心地よく響く。

A君は最近のCD事情について説明してくれた。
A君がジャズを聴くことは、知らなかった。
そのことを話すと、「近所のW君もジャズを聴くよ」と彼は答えた。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

僕は高校時代の同級生M君と久しぶりに再会した。
もう10年以上会っていなかったが、元気そうだ。
今、ドラムペダルを自分で製作しようとしていると言う。
彼は、製作中のひな型を見せてくれた。
どうやらアドバイスが欲しいようだ。
特に問題はないと思うと僕は自分の意見を述べた。
もともと工作の得意な彼のことだから、きっと良いドラムペダルが出来るだろう。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

僕はヘアサロンに行くことを勧められた。
特に行きたいと思ってはいなかったけれど、行くことにした。
店には推薦者のオーダーが既に伝わっていたようだ。
出来上がった髪型はセミロングのゆるふわパーマだった。
「これも悪くない」そう思って眺めた。
店を出ると、推薦者は僕を見て言った。
「やっぱり似合わない。額が広すぎだし。ヘン」


━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
午前6時に目覚めた。
何の脈絡もない意味不明な夢が続けざまに現れた。
あまり深い睡眠ではないのだろう。
幸いにも悪夢でなかったものの、締めはもっと快適な夢にして欲しかったわ。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

主役はウエッキー

ウエンツとタッキーを足して二で割ったような外見の青年。
ウエッキーと呼ばれているその青年は、一応、私の部下にあたる。
つまり、私はウエッキーの上司になる。

ウエッキーは営業部に所属しているが、仕事に打ち込むタイプではない。
営業成績は万年最下位だし、残業をしている姿など見かけたこともない。
もっとも取引先からクレームがつくようなことはなかったし、仕事に対する姿勢は人それぞれだと思っているので、私がウエッキーに進言することもなかった。

「そんなもんさ」
それが彼の口癖だった。
ところが、とある社内研修を受講してから彼は豹変する。

ウエッキーは、仕事人間と化し、口癖は「会社に一票を!」となった。
選挙じゃあるまいし、よく分からないスローガンだが、要するに会社のために皆力を合わせて一所懸命働こう、という意味と思われる。

ウエッキーの仕事ぶりは変貌した。
営業成績は一躍トップに躍り出た。
朝6時に出社し、退社時刻は午後11時過ぎだ。
しかも、土曜も日曜も休むことなく出勤だ。
一体彼のどこにそんなパワーが隠されていたのか、誰もが不思議に思っている。

私が社内食堂へ行ってみると、ウエッキーがいた。
「やあ、がんばっているようだね」
「はい。絶好調です」
「うむ。それはけっこう、こけこっこー」

カウンターテーブルには、ソーセージを挟んだ大ぶりなパンとコロッケが盛られたトレーが置いてある。
どうやら今日の昼食メニューのようだ。
社内食堂のシステムを知らない私は、彼に尋ねた。

「パンとコロッケがあるけれど・・・」
「はい、パンは二つ取れますよ。パンツーなんちゃって」

「ぶっ。あ、そう。パンツーね。で、コロッケは?」
「コロッケは、一つです。コ『ロッケ』なのに一つ、なんちゃって。でも、僕の場合、八つは食べます」
ウエッキーは駄洒落を混ぜて返した。

ほぉ、コロッケを八つも食べるとは、かなりの大食漢ではないか。
なるほど、ウエッキーのパワーの源を垣間見たような気がする。
それはさておき、本当は一つなのに八つも取って食べることは規則違反ではないのだろうか。

「そんなに食べてもいいの?」
「はい、大丈夫ですよ。誰も文句言う人はいませんから」
「へえ、そうなんだね」

誰も文句を言わない。それはなかなか良いシステムではないか。
じゃあ、私はコロッケを三個ほどいただくか。
パン二個とコロッケを三個も食べれば、きっとお腹いっぱいになるだろう。
ウエッキーのようにエネルギッシュになれるかもしれない。
上司が部下を見習ってどうする。

私は、自分の皿にパン二個とコロッケ三個を載せ、空いている席へ向かった。
よし、コロッケ三個だ。食うぞ~。


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
午前5時、目覚める。
またしてもおあずけ状態でのお目覚めときたもんだ。ザンネン。

今回の主役はウエッキーだった。
おいらの夢なのに、おいらは完全に脇役だった。

別に、ウエンツとタッキーが好き、とか、そんなわけじゃない。
コロッケは、そう言えば最近食べていないが、猛烈に食べたいと思っていたわけでもない。

何ともくだらない夢ばかりの昨今だ。
おまけに尻切れトンボだ。
何とかしてくれい。


★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜


ランナー

そのマラソン大会は、名の知れたものではなく、もちろん選考会を兼ねているような重要なものでもなかった。
しかし、出場選手の顔ぶれは一流どころが揃っていたし、有名なスポーツ選手も参加していた。

俺はそのマラソン大会にランナーとして参加している。
日頃走ることと無縁な俺がなぜそんな大会に参加することができるのか分からないが、とにかく参加している。
つまり、走っている。

が、どうも普通のマラソンではないようだ。
途中に梯子をよじ登らなければならない難所があったりする。
そんなのは最早マラソンではないとも思われるが、この国(日本なのだが)のルールではそれもありということのようだから仕方がない。

梯子の高さは10m以上あろうか。
しかも、傾斜角度が80度くらいあり、立て掛けてあるだけだ。
上っている途中、僅かでもバランスを崩せば、背面方向に梯子もろとも転落してしまう。映画で観そうなシーンが浮かぶ。

さて、この難所で、高所恐怖症の俺は手こずる。
梯子の中間部で俺はバランスを崩し、背面側へ揺さぶられた。
「やばい」
危うく転落しそうになるところ、ちょうど中間部に設けられたステップに俺は掴まり、体勢を立て直した。
ぎりぎりセーフ。俺はさらに頂上部を目指して慎重に上る。
「よし」
俺は何とかこの難所を無事に通過することができた。

あとは基本的に地面を走るだけだ。
地面といっても道路だけではなかった。
電車の線路に平行して延びる、凹凸のある走路もある。
これが正規の走路なのかと疑問を抱くも、誰も間違いだと指摘しないのだから、きっと正しいのだろう。

凹凸のある走路は俺にとって好都合だ。
俺のランニングフォームはかなり特殊なせいもある。
極度のストライド走法なのだが、それだけではない。
手を使っているのだ。

腕を前方に伸ばし、上体を前傾させる。
上体が前傾しているので、両手は地面に着地して交互に掴むことができる。
地面を手で掴み、かき上げることで、腕による推進力が付加される。
手と足両方の推進力で走行するから、足だけで走るランナーよりもはるかに速いスピードで走ることができる。
地面の凹凸に対しても、フレキシブルに対応し、安定した走行状態を維持可能だ。
まあ、早い話、四足動物を思い浮かべてもらえばよいだろう。
俺はこの走法を「チータ走法」と呼んでいる。

梯子の難所を過ぎて辺りを見回すと、選手の数はかなり少なくなっていた。
名の知れたランナーの顔が散見される。
追い越しざま、ふと顔を見ると、サッカー選手の本田圭佑氏だった。
マラソンランナーではないが、アスリートの彼が参加していることに不思議はない。
アスリートでも何でもない俺が参加していることこそ不思議だ。

まあ、周りの選手がどうとかは、まったく問題ではない。
要は自分が走ること。
それさえすればよいのだ。
マイペースで走ればよいのだ。

いつの間にか、俺の前を走る選手はいなくなっていた。
どうやら俺はトップを走っているようだった。

「走れ!走り続けるんだ」
俺は、自分に言い聞かせながら走る。
ゴールは俺が卒業した小学校だから、あと数キロのはずだ。
見慣れた景色が過ぎ行く。
身体の痛みはない。
この調子なら、余程のアクシデントがない限り、途中棄権せずに完走できる。
しかも、一位でゴールテープを切ることになる。

無名の俺が優勝するとは誰しも夢にも思っていないだろう。
周囲から驚きと賞賛の声が沸き上がる。
頭に月桂冠を被せてもらい、表彰台で優勝インタビューを受けている自分の姿が目に浮かぶ。
その映像はテレビで全国に流れるだろう。

いや俺はそのような名誉が欲しいのではない。
もう会えない、もう何年も会っていないあの人たちが、俺の姿を見て喜んでくれたら、ただそれでいい。

あともう少しだ。
このまま走ればいい・・・。


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
10月23日午前3時50分。俺は目が覚めてしまった。
あともう少しでゴールというところなのに、何てこった、パンナコッタ。
しかも、こんな時間に起きてしまうとは、どうしてくれるんじゃ。
まいったわ。


★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

世間の常識

今日は8月29日、金曜日。
あと3日で夏休みも終わりなのだが、実は夏休みの宿題やレポートがまだできていない。

そもそもどんな宿題があったか、どんなレポートを提出しなければならないかをちゃんと把握していなかったりする。
さすがにこのままではまずいだろう。確認しよう。
僕は久しぶりに学校へ行くことにした。

学校には同級生が集まっていた。きっと登校日なのだろう。
それすら知らなかった自分をちょっと情けなく思う。

大体、僕は学校があまり好きではない。
男子も女子も僕のことを変人扱いしていて、相手にしてくれない。
いや、別に相手にしてもらいたいと思っているわけではない。
僕は、変人扱いされてもかまわないし、別に友だちなんていなくても平気だし、欲しいと思うこともない。

だから、僕には友だちは殆どいないのだけれど、一人だけ仲が良い女の子「さゆりちゃん」がいた。
仲が良いといっても、彼女とか彼氏とか、そんなんじゃない。
休み時間に気が向いたとき僕が声をかけると、いやな顔をせずに話相手になってくれる。
ただそれだけのことだ。
さゆりちゃんは、学校で浮いている僕の話相手になってくれる唯一の存在。
さゆりちゃんが僕のことをどう思っているのかは知らないけれど、僕はさゆりちゃんのことを密かに友だちだと思っている。


さゆりちゃんの姿が見えたので、僕は声をかけた。
僕らは空いている椅子に腰掛けた。
「久しぶり」
「ほんとね」
「元気?」
「うん、元気よ。あなたは?」
「うん、まあね」
「それは何より。夏休みももうすぐ終わりね。どこかへ行った?」
「いや、別に」
「あら、出かけなかったのね。じゃあ何してたのかしら?」
「特に何ってないかな。何してたんだろうなあ」
「アハハ、猛勉強してたのかしら?」
「アハ、それはあり得ない」
「じゃあ、遊び呆けてた?」
「いや、それもないよ。で、さゆりちゃんは?」
「うん、私は殆どアルバイトしてたわ。うちはボンビーだしね」
「へえ、えらいね。何してたの?」
「ファミレスでね、ウェイトレスよ。毎日5時間よ。大分足が太くなったかも」
「ハハ、そんなことないよ。相変わらず美しいおみ足です」
「アハハ、何言ってるのよ。何も出ないわよ」

「それはそうと、あのさ、夏休みの宿題とレポートなんだけど・・・」
僕は本題を切り出し、さゆりちゃんに宿題とレポートの内容を尋ねた。

彼女は丁寧にすべての科目について教えてくれた。
「・・・以上ですね。でも、今頃私に訊くなんて・・・。ひょっとして未だやっていないとか?」
「うん、それ、当たり」
「えっー、どうするのよ。のん気な人ねえ」
「のん気っていうか、今聞いて、実は青くなってきたところ」
「アハハ、青年よ、青くなるな!何とかなるわよ。何とかしなさい!」
「何とかねー・・・。で、いつ提出すればいいのかな?」
「始業式の日だと思うけど」
「ってことは、明々後日?」
「そうなるわね。あなただけ始業式が遅いとか、そんなことないでしょ」
「うん、基本、そうだと思う。しかし、まいったなあ」
「そりゃあ、まいるわよね。ま、今日と明日明後日がんばれば何とかなるんじゃないの?」
「いや、無理だ」
「妙に断定的ね」
「うん、断言しよう」
「私に何かできることあるかしら?もしかしてそんな言葉を期待してるんじゃない?」
「アハ、それはないよ。これでもけっこう男らしいところがあるんだ」
「あらあ、初耳~」
「だって、宿題やレポート提出しなくたって、人生変わるわけじゃないし」
「あら、大きく出たわね。留年して、次は退学もあるわよ」
「あっ、そうか。それ、まずいわっ」

僕はさゆりちゃんと話しながら、この深刻な事態の打開策は何かないかと思案し始めていた。
提出期限は始業式の日なのだろうか。
そのことは予め言われていたことなのだろうか。
「始業式の日に提出って、言われていたっけ?」
「言われたと思うわよ。皆に訊いてみたら?」

僕の近くではS男と同級生らが大声で談笑していた。
S男は、何でもそつなくこなすけれど、ちょっとチャラい、いわゆる要領のいい奴だ。
僕はS男に尋ねた。
「あのさ、宿題とレポート、始業式の日に提出って、言われていたっけ?」
「えっ、そりゃそうだろ。夏休みの宿題は夏休みにするものだろ。夏休みが終わりましたので提出します。夏休みが終わった翌日は始業式です。よって、当然、始業式の日に提出だよ」
S男は精一杯の理屈をつけて答えた。

僕は、納得がいかない。
「でも、先生は始業式の日に提出って、そう言ったかい?」

「あのね、君、夏休みの宿題を始業式の日に提出するのは、それは世間の常識である!」
人を小馬鹿にしたようなS男の余裕たっぷりの答え様に、S男と話していた五、六人の同級生が一せいに声を立てて笑った。

「世間の常識」か。
僕は世間の常識には疎いのかもしれない。
世間の常識を知らずに宿題を提出できず、僕は留年し、その後退学することになるのかもしれない。
学校が好きなわけではないけれど、いざ退学ということになると、僕はどうしたらよいのか考えが及ばない。
僕は落伍者のレッテルを貼られ、皆に蔑まれて人生を歩むのだろうか。


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
そんなところで目が覚めた午前6時25分。

学業系の夢は未だにたまに見る。
大体が、試験を受けようにも試験日も教室も分からなかったり、選択している科目さえ分からなくなっていたりして、途方に暮れ、右往左往する。
真面目に勉強しなかったという自責の思いがそんな夢を見させるのだろうか。
なさけなや。


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宇宙遊泳 2014.8.12

私は、リュックタイプのジェット推進機を背負い、宇宙へ行ってきた。
「宇宙」の明文化された定義は存在しないが、地表から100kmを超える地点を宇宙空間と呼称するのが慣習だそうだ。
私が遊泳したところは、地表からどのくらいの距離があるかわからないが、はるか空の彼方だったから、これを宇宙と呼ぶ。
なお、ちなみに、地球の大気圏は、1000km以上にも及んでおり、対流圏・成層圏・中間圏・熱圏から成るそうだ。

宇宙にはなぜか和田アキ子がいた。挨拶を交わし、二言三言会話した。
男性もいた。もう何十年も会っていない、亡き父の知人だった。
かなりのご高齢のはずた。
その年齢で宇宙遊泳とは感服するしかない。

宇宙には燃料補給装置が浮いていた。
その装置から何本も突き出たパイプにジェット推進機を接続して燃料を補給できる仕組みだ。
非常にコンパクトでプリンターほどの大きさだ。
燃料を貯蔵するためにはある程度の容量が必要なはずなのだが、圧縮気体燃料のため小型で済むようだ。
個人がロケットに頼らずに宇宙服も着ずにリュックのように機械を背負って気軽に宇宙飛行が出来る。
もはや科学技術はそこまで進歩している。
しかし、まだそのことは世間に知られていない。

私は宇宙へ行きたいと思ったことなどなかった。
だから、宇宙に行ったものの、さほどの感慨はなかった。
宇宙と言っても、草も木も人もいないだけだ。
しかし、なかなか行くことのできない宇宙でふわふわと漂っているのはなかなか面白い。

とはいえ、宇宙に長居する理由もなかった。
地球に戻ることにした。
これが難題と思われたが、地表に近付いてからのスピードコントロールは案外容易だった。
和田アキ子は上手く帰還できただろうか。
見ると、なぜかヘリコプターに乗って着陸しようとしている。
「どないなっとるんや!」
ま、無事なようで何よりだ。
父の知人はどこかのマンションのベランダに舞い降りたようだ。
私は、今はもう存在しない以前の自宅の二階の自分の部屋の窓を開けて帰還した。
「ふーっ」

一階の居間には親戚の人々が集っていた。夏休みなのだろうか。
階下へ降り、挨拶をしよう。
誰も私が宇宙へ行ってきたことなど知るはずがない。
きっと驚くだろう。
皆若い。どうやら自分もかなり若いようだ。これはタイムマシン絡みなのかもしれない。

どんな挨拶をしたらよいだろう。
さりげなく言ってみようか。
「こんにちは。ただ今、宇宙から帰還しました」
皆の反応が楽しみだ。
「へえ、それはすごい!おめでとう!」と祝福されるだろうか。
「こいつ頭おかしくなったな」と軽蔑されるだろうか。
様々なリアクションを想像しているところで、目が覚めた。


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★ライブの予定

  • ライブ・・・
    ★8月5日(土)18時半スタート 狭山市入間川七夕まつり バンド名は「亞茶風見」です! 場所:入間川七夕まつり広場ステージ 交通:西武新宿線 狭山市駅 時間:亞茶風見の演奏は18:30~18:55の予定ですが前後する可能性があります。 メンバー:藤ともこ(三線,ウクレレ,Vo)、田中(Guitar)、渡辺(Violin)、私(Drums)、 ★8月20日(日)14時スタート すみだストリートジャズフェスティバル 8/18~20に行われる墨田区ひとつになる音楽イベント。 場所:VIBAR(ビーバー)押上駅前 東京スカイツリー東交差点 住所:東京都墨田区押上1-15-10 ヤユキビル 3F 時間:ROSSAの演奏は14:00~14:40の予定ですが30分ほど前後する可能性があります。メンバー:田中(Guitar)、渡辺(Violin)、私(Drums)
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