70年代ジャズ喫茶のマッチ箱

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70~80年代のジャズコンサートのチケット

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    1970年代~80年代中頃のジャズ、フュージョンのコンサートのチケットです。

70年代~80年代初頭のロックコンサートのチケット

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    1970年代~80年代初頭のロックコンサートのチケットです。 説明文に間違いがあったらご容赦ください。

JAZZ CLUB タローの1974-1977 ライブ・スケジュール表

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    昔、新宿歌舞伎町にあったJAZZ CLUB タローの1974-1977 ライブ・スケジュール表です。1975年のみコンプリートです。

JAZZ CLUB PIT-INNの1974-1977 ライブ・スケジュール表

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    JAZZ CLUB PIT-INNの1974-1977 ライブ・スケジュール表です。どの年もコンプリートではありませんが。

70年代中央線沿いライブハウスのスケジュール表

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    70年代半ば、中央線沿いライブハウスのスケジュール表です。少しだけですが。
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ハレルヤ

家は日蓮宗なのだが、通った幼稚園はキリスト教だった。

随分昔の話。
社会人になって5,6年目くらいだったろうか、洗礼を受けたことがある。

当時、会社員の私は中国地方、東海地方の赴任を経て東京に戻っていた。

中国地方にいた時のバンド友達が東京に来た折り、会うことになった。
なにやらキリスト教系の宗教団体に入会しており、その本部に行くので、是非おいらも一緒に行こうと誘われた。

あまり興味はなかったのだが、まじめでいいやつだし、久しぶりに会う遠方の友に付き合うことにした。

その本部は○窪駅の南口から少々の所にあった。
建物の中に入ると、道場のような広い部屋に案内された。
そこでは、白衣を着た信者と思われる人々が、取り憑かれたように意味不明な言葉を呟きながら祈りを捧げていた。

その場で、私は、友達に紹介された本部の人に指導されることになった。
「ハレルヤ、ハレルヤ、・・・と声に出し、それを続けてください」
えっ、何で?おいらは別に入会するつもりはないのだけれど、と思うのだが、友達の立場もあるから、帰りますとも言えない。

「繰り返しているうちに、違う言葉が自然に出てくるようになります。それがあなたの魂の言葉です」
へえ、そんなものなのか・・・どんな言葉が出てくるのだろう。
まあ魂の言葉が出てきたらみっけものみたいな興味も湧き、私は「ハレルヤ、ハレルヤ、・・・」を開始した。

おかしいな・・・、全然別の言葉なんか出てこない。
自分にはスピリチュアルな感性が足りないのだろうか。あるいは動機に不純なものが混ざっていはしないか。
しかし、しばらく続けているうちに、なんだかバカらしくなってきた。
「おいらは一体何をやっているのだろう・・・」

結局、懐疑的な思いを拭い去ることができなかったのだろうか、いくらハレルヤを連呼しても、おいらから内なる魂の言葉が発せられることはなかった。

「大丈夫ですよ。また続けていれば、出てきますから」
本部の人はおいらを慰めてくれた。

「それでは、今日はこれから洗礼を受けてください」

「えっ、初めて来たばかりなのに、いいんですか?」

「はい、大丈夫。服を脱いで裸になってこの白衣を着てください。準備ができたら案内します」

いいのかな、なんだか軽いよな、安易だよなと思いつつ、私はパンツ一丁になって白衣をまとった。
本部の人に従い、最上階へと階段を上る。
最上階の扉を開け、バルコニーへ出た。
バルコニーには、浴槽の数倍はある大きな水槽があり、水が張られていた。深さはお腹のあたりまでは十分ありそうだ。
きっとこの水槽と洗礼とは何か関係があるのだろうと思う。

水槽の脇に立つ私に、本部の人がハレルヤの連呼を指示する。
「はい。ハレルヤ、ヤレルヤ、・・・」
その時、いきなり本部の人が後ろからおいらの背中を押した。

「わっ」
ざぶん。おいらは見事に水槽の中に突き落とされた。
うっ、つめてえ~
へえ、これが洗礼というものなのか、やけに荒っぽいんだな。。
私はまさに洗礼を受けたのだった。

ところで、おいらは白衣の下にパンツを穿いていたので、これはちとまずい。
つまり、パンツびしょ濡れ状態とあいなった。帰りはノーパンですか。まあ、できないことではないけれど。。

「あのぉ、パンツがびしょ濡れになっちゃったんですけど・・・」

「えっ、裸になっていなかったのですか?」

「だって、まさかパンツまで脱ぐものだとは思わなかったので」

一口に裸といっても色々あるのだ。
裸=真っ裸のときもあれば、裸≠真っ裸のときもある。
単に「裸」という場合、そのどちらなのかを確認した方がよい、という教訓を私はこの時学んだ。

結局、本部の人だか友達だかが、パンツを買ってきてくれた。
パンツ代は誰が支払ったのかは忘れた。
おいらは新しいパンツを穿き、濡れたパンツを携え、洗礼を受けたというビミョーな優越感とパンツを穿いたまま洗礼を受けパンツびしょ濡れ小僧になっちまったというビミョーな後ろめたさを抱きつつ帰途についたのだった。

あれから、おいらは二度とその本部へ行くことはなかった。
もし、本部に通うことになっていたら、今頃おいらはハレルヤを指導するスピリチュアルおやじになっていたかもしれない。


The End


★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

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コメント

最近、ブログの更新間隔が短いですね
なにか、生活などに変化があったのかな

私の何回目かに転職した会社の同僚が
好きだった女の子がカトリックの尼さん(シスターっていうんですか、あのかたたちは結婚してはいけないようですね)になってしまったので、近くに居たい一心であとを追いかけるように洗礼を受けた、不純な動機だろう?と言っていたけど
信者の子供たちの先生役をまかされて、けっこう楽しくやっているようでした

私の嫁はわがまま娘で小学校に入る前の正月、晴れ着を着せてもらったときに
鼻水が気になってなんと絹の晴れ着で鼻水をぬぐったもんだから
親や親せき一同にしかられたらしい
でも、そんなことでひるむガキでない、こいつはこんどは晴れ着の記念撮影でなんともにくたらしい顔でアカンベーをした
この写真はいまでも残っている、こまったガキだったんだな
こんなのに友達がいるわけがなく、いつもひとりあそびをしているので
おばあちゃんが心配して、クリスチャンではないけれど日曜学校に入れたら
友だちはできなかったのだが、本人いわく
「いくとお菓子がもらえる、それがたのしかった、家では手作りのお菓子しか食べさせてもらえなかったので、うれしくて貰ったものをたべないで机の引き出しに並べていた」
日曜学校にいってたくせにキリストさんのことは学校の倫理社会でならったくらいの私のがよく知っている

きーちゃんの今回のブログはなかなか奥の深い話だなあとおもいます
で私のキリストさんにちょこっと関係のある(全く無いか)話を書きました

ひゃ~、あぶないねえ。
パンツも脱いでいたら、どうなっていたのかなあ。

放浪人さん
どうもぉ。
アハ、つーけの傷がまだ少し痛むくらいで特に変化はありやせん。

へえ、そんな動機の方もいらっしゃるのですね。ちょっと映画になりそうなお話ですね♪一途な方ですね。坊主憎けりゃ、の逆パターンのような。

へえ、なかなかゴーイングマイウェイな少女だったのですね。
日曜学校、土曜学校など、ありましたね。
子どもは正直ですよね。
きっと根が素直な方なのでしょう。
イチゴ大福や様々なお菓子を作ったり、手作りの趣味もお持ちだったようだし、家庭的で女性的な面をしっかり備えた素敵な奥さまとお見受けしておりまする♪

ひゃらり~さん
いや、あの場合は、潔く脱ぐべきだったんです。
そうすればビミョーな後ろめたさを引きずることもなかった。
しかし、脱ぐべきか、脱がざるべきか、難しい問題ですね。

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★ライブの予定

  • ライブ・・・
    ★8月5日(土)18時半スタート 狭山市入間川七夕まつり バンド名は「亞茶風見」です! 場所:入間川七夕まつり広場ステージ 交通:西武新宿線 狭山市駅 時間:亞茶風見の演奏は18:30~18:55の予定ですが前後する可能性があります。 メンバー:藤ともこ(三線,ウクレレ,Vo)、田中(Guitar)、渡辺(Violin)、私(Drums)、 ★8月20日(日)14時スタート すみだストリートジャズフェスティバル 8/18~20に行われる墨田区ひとつになる音楽イベント。 場所:VIBAR(ビーバー)押上駅前 東京スカイツリー東交差点 住所:東京都墨田区押上1-15-10 ヤユキビル 3F 時間:ROSSAの演奏は14:00~14:40の予定ですが30分ほど前後する可能性があります。メンバー:田中(Guitar)、渡辺(Violin)、私(Drums)
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